茂平の水門
水門は船虫がびっしりとはこびり、水門から水路は続き飛び込みに格好のところであった。
小学生やそれ以下で泳げない子供たちも海は最大の楽しみである。
そこでは上級生が泳げない子を水路に投げ込んでいた。(上級生は2〜3人いて万一の時は助けるという前提)
潮をたらふく飲みながら必死で足のたりるところまで泳ぐ、そうして茂平の子は泳ぐことと海のあそびを覚えた
99/6/14