柱時計はボーン・ボーンと鳴り
何処の家にもあった。
ボーン・ボーン言ぅて鳴りょうた。
ゼンマイを巻いて。
旧の日付けもいっしょに。
人生訓・暦・・・・
何処の家にもあった。
今も(笠岡)信用からもらう。
福山には酒屋もだしょうた。
日付けの下に「白牡丹」とか書いていた。
時計は子供がぜんまいを巻き、暦も僕たち子供が毎朝ちぎっていた。
この光景は最近まで続いた。
なお、ひろちゃんは福山の酒屋に嫁いでいる。
2002年1月5日
つぎ