茂平の村医者


父は当時、村医者の代用をしていた。医者にかかるほどでない怪我の手当て、腹痛などの相談とか。
現代のようにすぐ病院へという時代でなく、日本がまだ農村時代の背景として。2001年9月8日


(保健所、医者からは文句はこなかったのか?)

ないしょでしょうたんじゃ。

兵隊の時のが役lにたちょうた。

医者がくればこっちから「薬をやろう」ゆうて、やろうた。

商売でしょうらんのじゃけぃ、なにゅういおうねぃ。

他所へ行き、ゼニをとりょうりゃあ別じゃが、礼をもらようらなんだ。

畑でころんだ、手が痛い、怪我をした、腹が痛い。
(田舎のものは)なんも分からん。こっちは兵隊でなごうしとる。

相談にきょうた。相談看護婦みたいなもんじゃ。


2001/2/11