飛行機乗りの大宣のまつうら○○さんが撃墜され戦死の木箱が届き、村役場にいたおじいちゃんが岡山まで取りに行き家まで(形見と骨を)持って行った。
・・・・戦死は役場の人が骨を持っていった。当時全国的に・・・・
村葬もした。
ところが戦後、本人が帰ってきた。
「えかったのう、えかったのう。」・・・・で・・・・なにごとも無かったように終わった。
(撃墜されたのは事実で、捕虜になっていたが、そんなことは誰も言わん))
本人に自分が骨を持って行ったことを話すと「そうじゃったんか世話になったのう」というぐあいで、○○さんはまだ(2000年1月16日)元気にしている。
扇子をもっていた。
戸籍は骨は ? との作者の問いに
めずらしい事ではないし、骨なんか誰も本気にしてないし
・・と言うような返事であった。
墓は取ってしもうた。
2000・1・16