雨の日茂平にいくと父と母が暖かくしていた。


遺族に「おめでとうございます」といったい言えるのか?と聞けば 「そりゃ言えん、言わん・・・・・が」

そこまでは言わん、言えんが・・・・
大袈裟だと思う。(父と母とも)
「残念」「さみしい」「おきのどく」と言う言葉は使えなかった。


「儀礼的な(靖国の神としての)儀式」としては最初にヒトコト言ったかもわからん、その後は普通の葬式となる。・・・・・


いらんことは言われもせん時じゃった。



「お国のために」、「勝つまでは」とばあようた時、うっかりしたことを言うと「非国民」と言われる時だったので。難儀な事をいえば「非国民」・・・
 
気の毒じや思うてもいわれもせん。


・・・・(そう思えばホンに)きついことを言う人は言ったかも知れない。






2000・1・16