2011年7月6日 水曜日 午前10:00頃
井原市井原町 善福寺の釈迦堂
ロマンチック街道のハローズ井原店、井原市役所も見えている。
同じ場所で北側を見るくロマンチック街道(国道313号線)。
井原放送のトコで経ヶ丸側に行く。
青々した田んぼ、正面がハローズ。左の白壁の塀が目的の善福寺。
善福寺山門。
では善福寺に何があるのか、と言えば。
鹿苑院殿石塔婆。
”鹿苑院”、足利義満の供養塔がある。
後列の右側、これが井原市指定文化財「鹿苑院殿石塔婆」、1408年の刻銘がある。
じつは今日の目的は井原市指定文化財でなく、岡山県指定文化財。
善福寺には岡山県指定文化財がある。
それが、この建物。
釈迦堂、井原市で最古の建造物。
1666年に寄進されたもの。
南側から見る釈迦堂。
瓦も柱も比較的新しく感じる。近年修復工事を行ったのだろうか?
笠岡市最古の建築物(神護寺本堂)が、築後450年を経て崩れゆくような風雪の魅力を感じるが
なんか新しんじゃなあ。ちょっとがっかり。
それはそれとして、
このように善福寺は室町時代からの古刹、
もう一つ井原市指定文化財がある。
それは大きな備前焼の瓶で、やはり室町時代のものだそうだ。
ハローズから徒歩2〜3分のお寺で、
今はカエルの鳴き声、もうすぐ蝉しぐれの境内になるだろう。
2011年7月6日