2010年11月20日 土曜日 | 三郎の滝 | ⇒ | 動物園 | ⇒ | 利鎌山城址 | ⇒ | 備後一宮 | |
福山市芦田町別所 利鎌山城址 | 8:39〜9:03 | 9:47〜10:20 | 10:26〜11:19 | 12:22〜12:52 |
11月16日の中国新聞福山版に
「福山あしな商工会青年部は利鎌山(とがまやま)城址の登山道入口に城跡の説明板を設置した。」
という記事が写真付きで載った。
その記事を見たとき一度登ってみようと思ったが、「登山道入口」のたった5文字ではその場所がどこなのか?
せめて「木野山神社横の登山道入口」とか「別所地区登山道入口」とか書いてあれば苦労はなかったが、場所調べに相当労力を必要とした。
木野山神社の下の畑で農作業中のおじさんに訊ねてみた。
それは、たぶんここが登山口であろうという確認の意味で聞いてみた。
「そうです、この道を登ればいいです。
途中分岐点がありますが、そこには標識が立っていますから間違うことはないでしょう。」
更に加えて、
「途中、イノシシが出るかもわかりませんので、何か音を出しながら登られたらいいでしょう。」
とおしえてくれた。
これが出来たばかりの説明板。まだコンクリートが固まってなく匂うようなピカピカの説明板。
登山道の途中にある中津川浄水場。ここまでが舗装道。
ときおり芦田川方向の展望がある。
ここが三叉路、左に200mで利鎌山城址だ。
現れたる「堀切」跡。
秋模様真っ只中の登山道。そしてその下は、
「逆落し」
写真でじゅうぶん伝えられないが、まっさかさま。
源の義経の「鵯越の逆落し」には鹿が通れるほどの急峻さだが、
この利鎌山城逆落しはとても鹿が歩けない(と思える)。
それほどの山城。
はるか下に車道が見える。
「井戸の跡」
穴が半分崩れながらも残っている。
井戸の跡は平地になって、草を刈り取られ、木製の休憩イスが置かれている。
井戸の跡から見える展望。
すぐ下に動物園。
正面には「相方城址」。
次に山頂に行く。
トラロープと丸太の階段の道で、地元住民によって作られているという感じがする。
ここが山頂、そして利鎌山城址。
山頂も平たくて、記念樹が何本が植えられている。
この利鎌山城は地元福田氏が城主であったが、天正の頃に廃城になったそうだ。
堀切、それにぼのすごい逆落とし、きれいな紅葉。
登山道は歩く安く良いハイキング道だった。
満足しながらお城から下りてきた。
登山口の木野山神社。
のどかな別所の村の田園風景を楽しみながら、車を置いている動物園に戻った。
2010年11月23日