笠岡市広報の昭和29年1月1日版には笠岡市内にある30の名勝・名所を紹介している。


当時の市民は行楽も娯楽も非常に限られていた、まだ貧しい日本の時代。市内であろうと遠方に思えた時代である。

市役所が市民への行楽地案内であるが、既に半世紀以上経てその場所は今、どのように変貌しているか訪ねてみる。


(なお、この名勝・名所に小田郡神島外浦町・北木島町・白石島村・真鍋島村・北川村、浅口郡大島村は当時笠岡市の区域外により無い)






2010年11月6日   土曜日  10:29〜12:04
笠岡市神島  「昭和29年笠岡市名勝・名所」 島の天神




神島の天神さんへ行くには船を使用しないと行けなかった。









40年前に橋が出来て陸と繋がり、30年前に干拓が出来て陸になった。















もう「島の天神さん」でなく「陸の天神さん」になった。














それでもちゃんと「島の天神」の名称は使われている。






















ここが島の天神さん。















拝殿・本殿は2〜3年前に修築されたばかり。














神島天神祭の時は海路ここから上陸する。














天神さんの向い側は大島夏目漁港。










そしてこの海はカブトガニ繁殖地に指定され、神内小学校による看板↑が掲示されている。


















天神さん前の砂浜から瀬戸内海を見る。

真鍋島や塩飽諸島が普段は見えるけど、今日は少し霞んでいる。






ここで弁当をひろげる老人が1名いたが、

「島の天神」は今でも笠岡市の名所であるように思う。










つぎ・「昭和29年笠岡市名勝・名所」の今・水産研究所













2010年11月7日