2010年2月11日 午前8:30〜12:00
笠岡市山口・走出 「第11回 にいやま史跡探訪とウォーキング」
早いもので、えいちゃん7年連続参加「にいやま史跡探訪とウォーキング」。
今では建国記念日はこの行事に参加するため空けて待っている。
(新山小学校6年生18人)
今年の集合場所は新山公民館ではなくて「古代の丘スポーツ公園」。
参加者数は例年どおり160名くらい。
今年は新山公民館の他に北川公民館から「北川の昔を訪ねる会」との共催。
それに笠岡郷土館の安東さんが講師で初参加。
もうひとつ、
「小学校6年生の案内で古墳の歴史を歩く」というウォーキング大会であった。
集合8:30、出発が9:00.
開会式が始まる頃に雨が降り出した。
古墳がテーマということは場所がら”長福寺裏山古墳群”を歩くこととなる。
最初が「七ツ塚古墳」。
ここで新山小学校の生徒さんが説明とクイズをした。
その後で安東学芸員が説明する。
だいたいが、こういうスタイルで今年のウォーキングはすすんだ。
七ツ塚古墳の箱式石棺。
これは「双つ塚古墳」。
備中西部最大規模の「前方後円墳」だそうで、全長60m高さ6m。五世紀中ごろの建造。
この「双つ塚古墳」は原型がわりかし保存され当時の模様が思い浮かぶ感じがした。
この円形は「弥生時代の住居跡」。
住居跡の他にも弥生式土器が出土しているそうだ。
住居の復元は火事の危険があるのでしません、と。
この丘が「仙人塚」。五世紀後半の円憤。
須恵器や埴輪もみつかっていて、石棺が二つある。(二つというのが珍しいそうだ)
古墳の頂上から梯子を下りると「竪穴式石室」がある。
えいちゃんもこの竪穴式石室まで下りて穴を覗いてみました。
古墳の山頂には三角点まであった。
下から見上げる仙人塚。
いかにも古墳という姿をしている。
東塚古墳。
憤長50mの前方後円墳。
この古墳からも多くの鏡・勾玉・武器・農具・馬具などの鉄器が出土してしるそうだ。
なお、長福寺裏山古墳群から出土されたもののうち短甲と呼ばれる鎧がコスモポリタン美術館に保管されているそうだ。(展示はたぶんされてなく、保管だけだろうな)
2010年2月18日