2009年10月11日 「ぐるりうわ海」 岩松 熱田温泉 おうち
宇和島市津島町岩松 6:35〜9:14 10:16〜11:07 11:16〜12:01 15:35



「なア、あんた、どがいですぞ、この饅頭ーーわしが、宇和島から買うてきたのですが、これを一ッ時に、三十食えるか、食えんかちゅう問題・・・」

勘左衛門氏は、小粒な眼を輝かしながら、いかにも重大事件のように、私を顧みる。


このふくよかな饅頭だけは、まったく口にしたことがなかった。あの、物の出回った新橋のヤミ市にも、饅頭だけは、姿を見せていなかったのである。


小説「てんやわんや」



 

岩松の商店街には「岩松村」という看板の店もあった。



岩松に村がつくのがなつかしい。









大正8年、岩松は村から、北宇和郡「岩松町」になり。

昭和30年、合併して北宇和郡「津島町岩松」になり。

平成17年、合併して「宇和島市津島町岩松」になった。










「土居の奥」には古い農家が残っている、と『岩松町並みマップ』に説明されていたが、行ってみてわからないかった。




引き返す。

駐車場の壁には「てんやわんや発祥の地」で町おこし。
















「西村酒造」の住居。






「西村酒造」の横道。突きあたり、正面には「愛媛銀行」。











「ひめぎん」とこ「愛媛銀行」。松山の本店の建物をスケールダウンさせて建てられているそう。











岩松商店街。「ひめぎん」側から見る「西村酒造」と「内山醤油店」。











内山醤油店から2〜3軒いくと「江口邸」。

岩松商家の典型的な造りだそうだ。大正に建築。










三叉路に「三好旅館」。旅館玄関が奥ゆかしい。











「阿倍酒造」。

岩松の酒造店だが、もう酒造はしてないそうだ。












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2009年10月24日