2009年7月29日   午前9:30〜12:20
笠岡市吉浜     「吉浜西国三十三観音」



26番札所・一乗寺。

見つけるのが簡単な札所、金浦中学入口、有田踏切、大きな四つ堂のとこにある。






この四つ堂(辻堂)は”西の堂”と呼ばれているそうだ。

四本の太い柱はまだ数百年は耐えそうな頑丈さ。










次は新池を山側にまわる。



27番札所・円教寺。




円教寺の前の新池はハスでうめつくされている。










新池のいちばん奥に、
29番札所・松尾寺がある。










次の28番札所に向かう。


28番は山のうえにある。




えいちゃんはじめての道を山に山に向かって歩いた。







細い山道の、その道べりから離れて、すてられるかのように28番札所はあった。

28番札所・成相寺。




みつけることができてよかった、山道を戻る。






そしてまた山際をすすむ。




これかな?ちがうみたい。




31番札所はあきらめた。もう、これ以上民家のぎりぎりは歩きたくない。










残るは33番・32番・1番の3霊場になった。





この3霊場はほぼ近接して吉浜の迫にある。






ここでまた、なんども民家の軒先や庭先をはうようにくぐるように歩き探した。でも、見つからなかった。




もう昼になった。天気も暑い。帰ろうかな?






そこに洗濯物をとりに庭先にでてきた婦人がいた、そく尋ねた。




婦人は立つのがしんどい様子でイスに腰をかけて、えいちゃんが持っている地図をみならが教えてくれた。

それで、本日の走り巡礼はあきらめかけていた3札所をまわることができた。





33番札所・華厳寺。







すこし離れて、
32番札所・観音正寺。














32番から1番札所に行くとちゅうの道のキノコ。













婦人の話では1番札所は、32番から墓ばらを通っていくそうだ。







墓地から見る吉浜。金浦小学校方向。




墓地から見る吉浜。金浦中学校方向。







こうして、えいちゃんの「吉浜西国三十三観音」巡礼はおわった。

お参りできない札所もあったが、はじめて見る知る風景があり、いい疲れを感じた。





なお・今回の巡礼は「2009年4月 金浦公民館発行 ”語り継ぐ金浦”」の記事により実行した。

巡礼の順序も記事により道をたどった。





最後に、

この巡礼と巡礼道は地元吉浜の人、そして旧金浦町の金浦・生江浜・大河・相生の人には是非とも自分の足でたどってほしいと思った。

祖父母や曾祖父母たちがお参りして歩いた道を歩き、その時を偲び、思い起こしてみるのも、今ある自分の暮らしと比べ興味深いものを感じると思う。





つぎ・成羽愛宕花火前編














2009年7月31日