音戸の瀬戸

2009年3月12日　　15：11～15：39
呉市警固屋町・音戸町　　　音戸の瀬戸

あそこに「音戸渡船」の看板が見えるな。

ぼっけい、ぼろっちい小屋のような待合所じゃなあ。

小屋にはおじさん一人がいた。

「船にはどうすれば乗れるんですか？」

「あそこ（桟橋）に立っていれば船はきますよ。」とおじさんは言った。

桟橋に立っていたら、小さな船が音戸大橋に向かうようにアール状に進んできた。

見るからに、潮をよまないと進めないような弱弱しい船姿をしている。

乗客はおじさんとえいちゃんの二人だった。

警固屋の向こうには灰ヶ峰が高くそびえている。

船はすぐに音戸に着いた。

「音戸渡船」は料金が70円。

”日本一安い定期船”と紹介している人がいるけど、

生名島と因島は60円、
倉敷の水江の渡しは無料、

えいちゃんが知っているだけで安いのが二つある。

音戸に上陸したので「清盛塚」の観光をしてから戻ろう。

たった一晩で音戸の瀬戸を切り開いた平の清盛。

その功績を記念した「清盛塚」。

海の中、塚には渡れない。