2008年9月20日 午前8:40〜10:00
愛媛県今治市伯方町 (伯方島) 岩峰山と木浦の町
天守閣では館長さんが伯方島のことを話してくれた。
「伯方島は昔は、塩田と海運と港湾で栄えました。水軍がいたのもその理由です。」
(天守閣から見る因島方向)
学生時代のえいちゃんにとって、
船から見える伯方島のミカン畑は、それはそれは驚きだった。
白い砂浜が島を囲み、海岸線から山の中腹までミカン畑が覆っていた。
おおげさに言えば、山頂を除き全島がミカン、そのように見える島だった。
「当時はそうでした。でも高齢化して址を継ぐ人はいません。ミカン畑は高齢化とともに年々縮小してきています。」
(天守閣からみる、さっき登った宝股山)
「塩田の跡地はすべて養殖場に変わりました。
海岸近くにみえるてのは皆、養殖場です。
以前は車海老を養殖していましたが病気などで全滅したこともあり、強いフグやヒラメをつくっています。」
(天守閣から見る岩城島。館長さんは「ここから見る桜の季節の積善山はすばらしいです」と話していた。そうだろうなあ)
「今は造船の島です。どの造船所も3年先まで注文を抱えているそうです。」と島が活気なのを喜んでいた。
(天守閣から見る木浦の町方向、背後は大島、少し伯方・大島大橋の塔が見えている)
そして、
「夏には孫を連れて船で鵜島にわたり船折の瀬戸で遊びました。鵜島はプライベートビーチで遊べます。」
あの船折の瀬戸を家族占めで遊べる。やはり伯方島の住民でないと、それはできない贅沢だなあ・・・・そう思いながら館長さんと別れた。
さあ、これから本日のメインイベント「鷲ヶ頭山登山」のため伯方島を去る。
大三島に行く。
2008年9月23日