2007年3月24日  午後1:00ころ
笠岡市中央町 田口商店 


ふと、


ふうまんが食べたくなった。






小雨の中をシーサイドモールから田口まで歩いて行った。








「ふーまん五個ください。」









歩きながらそういう言葉を言うつもりだったが、


「あずきを五個ください。」

「五百円です。」



そのようになった。



ここに坐って食べた。


高校生の時以来だな、この田口で坐って食べるのは。




その時の同級生の顔と窓越しの妙乗寺の白壁が重なってきた。







田口のあんころは甘かったなあ。

田口のふーまんは笠岡で二番目に美味しいという評判だったが、あんころは笠岡で一番ということだった。






今日の味は可もなくなく不可もなく、そこそこの味だった。

若い主人が一人、店を守り焼いていた。

車を停めて注文のお客がつぎつぎにきていた。



いつまでも笠岡のふーまん、田口のふーまんをつづけてほしいものだ。

すると、!  ↓。



「ふうまんの田口」ではなくて「大判焼の田口」の看板であった。

たかが呼称、されど呼称。

笠岡では『ふうまん』のほうがええなあ。








ところで、
田口の店の壁には懐かしい写真を展示している。



↑の画像でクイックしてください、その一部。








つぎ・たじり杏祭り@AB














2007年3月25日