2007年10月13日  午前7:20ころ
笠岡市北木島町金風呂  現・北木島小学校、元・北木西小学校



北木島の金風呂にある北木島町のただひとつの学校、北木小学校。

その校庭に残る石碑によって学校の歴史をたどってみよう。



校門の門柱が二本。

その石に刻まれた文字は、

「北木尋常高等小学校金風呂分教場 昭和5年」。





金風呂にある現・北木小は、
大浦の小学校の分校だった。

ということは、
大浦にある北木小には金風呂・豊浦・楠の三つの分校があったことになる。




そして、その三つのうち金風呂は独立して「北木西小学校」になった。








独立した北木西小学校には校歌ができた。



いまや廃校となった「北木西小学校校歌」の記念碑が校庭に残っている。
それを書き写す。




独立20周年記念

校歌

1・朝日をあびて つち音高く
石切の島に たくましく
明るい子どもだ のびる子だ
われらは 北木西小学校

2・潮風つよき 瀬戸内海の
浜辺に学び ゆあみする
正しい子どもだ 強い子だ
われらは 北木西小学校

3・夕日を負うて つり船かえる
花さき かすむ 山かげに
平和な子どもだ よい子らだ
われらは 北木西小学校



















そして平成13年、北木の学校統廃合により廃校になった。
その記念碑。







「北木西小学校」としては廃校になったが、その施設はそのまま統合「北木小学校」として存続している。






今は大浦からの子どもは市のスクールバスのようなもので朝晩、通学しているそうだ。





つぎ・元楠分校















2007年10月17日