2006年12月3日  午前11:00ころ
福山市神辺町八尋 葛原しげる生家   「第2回 くずはら祭」


もう、庭に豆を干すのを見ることはほんとに珍しくなった。

町の家以外はすべて、
庭にみしろ(むしろ)をひいて干す、長屋に入れる、干す、の繰り返しだった。






今日はのどかな八尋を走る。
八尋は御領と竹田と井原市大江にかこまれた田園の村。県境の村。





のどかなだけでなく、
この村には有名な童謡作詞家の葛原しげるの生家がある。

今日は第二回「くずはら祭」。


なぜ「葛原しげる祭」でないかといえば、
葛原しげる
葛原勾当(琴演奏の名人・しげるの父)
の二人の祭り。










生家の前で中学生の演奏や小学生の太鼓の演奏があり、




主婦たちのオカリナ演奏をしていた。




生家は築後150年といわれる民家。
玄関からくどまで土間がつづき、
座敷も天井も当時のまま。

それを本日は見物自由に公開していました。






主催者は「葛原文化保存会」という地元の団体。

近所の主婦がうどんや赤飯も販売。




この前を通る車の人、
「今日は何をしょうるんなら?」
「くずはら祭りなんじゃ。」
「??」


地元の人でも知らない人がいる。
童謡が有名なので他所から集まる人もいる。





この田んぼの道を走りながら思った。


「ぎんぎんぎらぎら 夕日が沈む・・・」
あの、『ぎんぎんぎらぎら』の表現、
これは確かに表現力が大きい、違う。







つぎ・旭が丘














2006年12月3日