2006年5月1日  午前11:30〜午後1:00
福山市沼隈町 弥勒の里 



今日、弥勒の里にきたのは「弥勒の里」が目的でなく、この園内にある「いつか来た道」が目的。

昭和30年代の風景を再現しているのがウリ。





えいちゃんの昭和30年代とは?


小学生・中学生・高校生。


もっとも、高校は1年間だけ(残り2年は昭和40年代)。



えいちゃんの昭和30年代とは少年から青春前期いうところか。









昭和30年代が、現代といちばん違うもの。



それは「田舎の生活」と「町の生活」がまったく異質なこと。



「食べ物」「着る物」「遊ぶもの」、町の子と田舎の子にとって昭和30年代は違う思い出となる。写真↑、町。↓、田舎。








とても比較にならない。それが、昭和30年代。



(生活様式の違いは昭和元禄(昭和44・45年)のころ、消滅した。田舎の生活様式が町のようになった。)











くど。
はじめちょろちょろ、なかぱっぱ・・・。
母の朝は、浮いた麦を寄せて米のとこだけを僕たちの弁当箱に詰める。
それが終わると米と麦を混ぜる。
弁当以外は麦飯、それはどこの田舎も同じ。








えいちゃんの祖父さんも雨の日は、長屋に置いたこの↓縄機で紐を織っとったですね。
もちろん、動力は足。














おお、ガリバン。

学校の匂い、先生のテストの匂いが、ぷうううんとにおうように記憶が甦るなあ。





学校の廊下。
4本足になって掃除をしていたなあ、あれは雑巾だったか?米糠の空ぞうきんだったか。







町の風景。
↓のようだったんだろうな。
しりましぇん、えいちゃんは。田舎にんげんじゃったから。







これも町。
しりませんね。




町といえば福山と笠岡を意味していた。

東京はニュース映画と雑誌で見る世界。







「浮き輪」の想い出。


夏休み。
茂平の海で泳ぐ子ども。


茂平の子供の浮き輪は?・・・丸太、桐の木を2m程に切ったもの。
町の子供の浮き輪は?・・・・・白い風船。今の浮き輪と同じ。
東京の子供の浮き輪は?・・・模様のはいった風船。今の浮き輪と同じ。












「アイスちょうだい。」


この言葉は強烈な想い出の言葉。
夏休み、えいちゃんが近所の雑貨屋(茂平に二つだけあったお店)にいる時のこと。


”アイス”だと!!
”ちょうだい”だと!!


こういう言葉を東京の子供は言うのか!!!!。



わすれられん。





つぎ・いつか来た道A














2006年5月2日