2006年2月11日 午前9:00〜11:30ころ
笠岡市山口 「にいやま史跡探訪ウオーキング」
「遠来学舎」あと。
民家の前で、畑のまえで、おじさんが説明してくれた。
この場所は山口・新賀の境である。
旧・笠岡松山道に面して街道の人通りが多かったこと。
そして幕末から明治初期にかけて寺小屋がここにあった。
この山は諏訪山城跡。
山頂は今日の日のために、公民館の人が草刈・枝刈りをして。
しかもロープまでつけて歩けるように準備されていた。
なんと城主のご子孫が説明をした。
何代目と言っていたか忘れた。
城を下り、そしてまた山に登って行く。
山のなかに「分水石」が残っている。
この「分水石」という言葉からしてはじまて知った。
背後の竜王山などから流れ出る水を新賀村と山口村が争った。
それで山腹に石で新賀の水、山口の水と分けた。
↑の写真、右側が山口、左しゃんと石組みが残っているのが新賀の水となる。
1850年頃の遺跡で、
新賀・山口の住民の英知で郷土の誇りです、ということだった。
米田池の堤防。
「こめだいけ」と読む。
ここもお城だったそうだ。
池が出来る前には、
坊山城という山城跡、
でもこの池は1659年に出来ていて城跡は想像の世界。
そして公民館に帰ってきた。
お楽しみのトン汁。
おにぎりつきです。
並んでトン汁とおにぎりを待つ人たち。
この行事に参加費は400円。
子供は100円。
公民館行事としては盛況で、逆に盛況すぎて歩きにくい道、あふれでる場所もあった。
公民館様にはたいへん熱心でご苦労さまであります、ここにささやかながらお礼申しあげます。
受付をすませたら近寄り、「KSDランナーズクラブのえいちゃんですか?」と声かける人がいた。
えいちゃん「ええ。」、内心???。
「Nです。」
「???」
「N・Kです。」
「???」
その人はえいちゃんの肩に両手を添えて、
「Nくまさんです。」
「!!!!!。くまさん!!!!。」
40年ぶりだ。
くまさんは、
「今日は、えいちゃんに会うためにこのウオーキングに参加した。」と。
「去年はカブトガニ駅伝に行けば会える、と会場の受付で確認もしたんだ。」
くまさんはネットで偶然「KSDランナーズ」のページを見つけ、たまに見ていたそうだ。
それでどうも、なにか身近な人のようだ。
と、いろいろ見ていたら同級生えいちゃんのページであると発見したらしい。
Nくんは高校生の時、、みなから親しまれ愛され、成績優秀であり、有名人だった。
われわれの同級生で”くまさん”といえば知らない人はいない。
運動会の時、高校生の彼が車を運転して学校に来たのはびっくりした。
高校三年生のえいちゃんが、女生徒を見て「可愛いね。」と言えば、
「愛や恋やかるがる言うな。」と説教もした。
Nくんは既に大人のように感じていた。
いま、福山の会社に勤務。
休日にはバイクで旧街道・神社めぐりなど楽しんでいる。
2006年2月12日