2005年9月4日  午前9:40ころ
井原市美星町黒忠 小笹丸城跡


国吉城を訪ねるならば、ついでにお城めぐりをもういっこしよう。

ならば「小笹丸城」だな。そして帰路、美星町にある小笹丸城に上ることにした。

小笹丸城のことは「美星マラソン」が縁で知っている。
おおげさなものでなく、ただマラソン出場時に参加賞の袋に美星町観光図がはいっている。
その観光図に「遠藤周作先生の小説の舞台になった城です。」と、そう記されている。




これが狐狸庵先生書の城跡の碑。





↓の案内板によれば、小笹丸城は城郭がほぼ原型どおりで現在まで保存されているそうだ。





その案内板と碑は並んで本丸したに立っている。






美星町を縦横に走る道路。
道は立派だが中心地がないためか間違いやすいのがキズ。


今日は町内一斉の草刈日のようでいたるところ男女の姿があり、そこでおばさんに道を聞いた。


狐狸庵先生も何度も歩いうたであろう道を上にいけばやがて、


小笹丸城登山口の小さな標識があった。





すぐに本丸したに着いた。
刈ったばかりの草の匂いがする。




↑が本丸。
登ってみよう。



手すりもない道をひょろひょろしながら本丸に登った。





頂上にはコケが半分隠すような遠景案内図。
それに瓶をひっくりかえしたイス。これも傾いている。


「美星町指定史跡」の木製標識。
それが本丸山頂にあり、木のまわりは平たく草も伸びていない。





小笹丸城は地方豪族の小さな山城。
城を降りながら何度と城跡を振り返った。






四方全て山。
その山山のなかでこれが城。

道にでてからもう一度見たが、やはり「城」とはわからんなあ。









つぎ・新賀上長迫














2005年9月4日