2005年2月11日 午前9:00〜12:00
笠岡市山口・新賀 第五回にいやま史跡探訪ウォーキング


いっときは岡山農業大学校の分校にもなっていたそうだ。

いまは正式名「岡山県農業総合センター 瀬戸内農業技術センター」という。
「県南地区の果物・やさいの技術実証や農業者の研修に使用されている。」、ことになっている。











園芸センターを出てから、こんどは山の中にはいっていった。











山中に石垣が残されていた。

「明殿寺跡」。
源平の戦いのころ建設され南北朝のころ廃寺。
鎌倉仏教の時代とちょうど重なる。


ちいさいころ「この石垣はなんじゃろう?、思ようた。」
地元の参加者はなぞが解けたよう。











山を降りたとこが長迫。








下長迫にある夜灯。
石には確か「天明」と彫られていたかと思うが、いちばん下、台石がもっと古く「武頭大明神」という防疫の神だったそうだ。






去年は170人、今年は150人の参加数。



今年の参加者でいちばん遠方からは、
「府中市から福塩線で神辺まで、井原鉄道で小田駅まで、小田からバスで新山まで。」来られた方。

乗り物が好きな人だろうな。


ksdからはマッキー氏が親子3人参加。








「岩野池」
新山でいちばん大きな池。
江戸9代将軍の時代に完成(1757年)。

完成後は長迫・山口の農民の水争いが江戸期、そして昭和まで続いたと説明。

途中、庭で洗車をしている婦人がいた。
風もなくおだやかな日、だったが。
岩野池に着くころは風がふいて冷たい日になっていた。

「紅梅」が匂うよう。






やすらぎ地蔵。
平成2年(1990年)建立。





その境内には孔雀がいた。
いま八羽いるそうだ。







そして終点・農協に戻ってきた。



おにぎりと豚汁を食べた。

二杯目の豚汁に並ぶと「嬉しいわぁ〜。お変わりをしてもらえて。」
その言葉にあまえて三杯目もいただきました。


そしてまた走って帰った。





つぎ・笠岡市十番町












2005年2月12日