2004年5月11日 午前6:20ころ
笠岡市吉浜菅原神社
この季節だけ新聞に「見ごろです。」とか取り上げられるのがここ。
吉浜の天神さん。
天神さんのカキツバタと眼鏡橋。
人気の秘密は・・と言ってもそれほど人気があるわけでもないが・・石作りの橋と花がマッチしているから。
花だけなら、この程度なら話にならん。
石の眼鏡橋、これだけならわざわざ見に来るほどではない。
そういうことで年一回、5月の開花時期が吉浜天神さんの晴れの日。
天神さんは吉浜の集落のまんなか、そこから石灯籠の参道が神社までつづいている。
参道入り口には「5/15、鑑賞会」の看板がある。
神社参道手前から旧国道を東西に見れば、↓。
上の写真が西福山方向、下が東笠岡方向。
家並みは、えいちゃん中学時代とほとんど変化なし。
でもなにかさびれた感じだけはする。
というのは「民家」は「商家」の家が多かった。
いまは「民家」だけがつづく。
保育園、小学校の遠足のメッカ、”吉浜の天神さん”。
参道を100mあるけば、そこに「吉浜菅原神社」。
天神さんの池にはカキツバタが満開。
一部黄色あり、ほとんど紫のカキツバタ。
石つくりの眼鏡橋から池を見れば亀さん。
池には亀形の島。
亀さんのまわりにすこしばかりカキツバタがあるだけ。
石の眼鏡橋は明治20年ころ作られ、笠岡市指定文化財。
笠岡市の西半分くらいはかつて福山水野藩の領地。
笠岡市内でその最大の名残が「金浦平野」、吉浜湾干拓でできた。その時代にこの神社はできた。
神社には眼鏡橋から石段を登ると本殿がある。これも市の指定文化財。
そして橋と本殿の間の斜面は庭園ふうで、走ったり弁当ひろげたりするのもまあまあ。
そういう理由でいまだ児童の遠足地となっている。
2004年5月12日