2004年4月9日  午前6:30ころ
笠岡市西本町 井戸公園


江戸時代の代官様、井戸平左衛門。

この代官は備中笠岡と島根大田の大森代官と兼務していた。この強大な代官様は飢饉時自分の判断で年貢をまけ、笠岡でなぞの死を遂げた。以後「いも代官」と呼ばれ笠岡・大田にいまだ名を残している。

この公園は芋代官さまを祀った公園。







井戸公園の隣はトゲ抜き地蔵で有名な(といっても市内限定というより笠岡地区限定の有名)威徳時。
その威徳時の左隣にある。
↓、威徳時。威徳時境内を素通りして井戸公園にも行けるし、または。





旧・井笠鉄道の道から上る。↓。

イカサが走っていた時、もっともイカサらしかったあのあたり。
「イカサらしい」とは?

マッチ箱のような貨車が民家の庭先というより、庭の中を走る。
軒先すれすれに走る。
遊ぶ子供たちや庭の洗濯もの、それが走る貨車と密着していた。
今思えば珍しい光景だった。

悪く言えばぼろ家。
良く言えば重要有形文化財。

普通に言えばありふれた古い民家、それが狭しとつづくとこ。





旧・イカサ道より20〜30mも歩けば井戸公園。






公園の中央には赤い橋。
橋の下には水なし川。







橋をわたれば笠岡と神島がひろがる。





「桜」「ぼんぼり」「赤い橋」、それに上の写真のように見渡しもまあまあよし。
地元・西本町の人たちにとってはいちばん身近な桜の名所。














この井笠鉄道跡道はえいちゃんのジョギングコース。
すくなくとも毎月3〜4回はこの道を走る。

けど、わずか20〜30m離れたこの公園にはいるのは年一回、桜の季節だけ。




つぎ・神護寺の桜








2004年4月9日