2004年4月7日 午前6:40ころ
笠岡市吉浜 笠岡市立金浦小学校
今日は入学式の日。
金浦に近い吉浜。
吉浜のいちばん東の小山のふもと、そこに金浦小学校がある。
西方向を中心に田んぼが広がり、北の山の麓には金浦中学校が見える。
金浦小学校は金浦・吉浜・生江浜、それにおまけとして大河・相生の児童が通学していた。
今は生江浜と吉浜の間の山を削ってできた旭ケ丘が増えている。
金浦小学校の児童の大半が通うのがこの道。↓。
吉浜の土手の踏み切り。
そこからすぐ。
半分民家が海に飛び出している風景を山陽線から見る、あの場所。
この水門と崖の間の道を歩けばそこに金浦小学校。
笠岡市の3雄。
笠岡の小学校では「西小」「東小」「金小」、この三つの小学校が別格だった。
規模が突出していた。かつては。
えいちゃんの母校は城見小学校。
えいちゃん母校は西へ行けば大津野小(正確には大津野小中学校)、北へ行けば陶山小、東へ行けば金浦小。
このうち大津野小学校は今完璧に原型をとどめない、跡形もない。でもこうして書いていると大津野小がなにかいちばんなつかしな、ふるさとの駅・大門駅の上にあったもんな。
「健康優良児日本一」。
えいちゃん少年時代には年一回、朝日新聞の一面中央に男女の小学6年生が写真入りで載っていた。
金浦小学校のかさはら○○子さんが日本一になった。
彼女は僕より3年上の人。
笠岡では数年間にわたり話題になったが、今勤務先の金浦の人は「そうですか?まったく知りません。いつか親父に聞いてみます。」、その程度。
「とうじんくそ」と「ようすなじゃこ」
まあ、どっちもどっち。そういう言葉。金浦弁。
(あえて解説しません)
100メートルも歩けば金浦湾の海。
学校のまわりは水田。
水田といっても沼る、雨が降れば水満たし。そういう水田に囲まれている。(ただし10年ほど前から水はけは良くなった)
「子供ひったか」
6月、ひったかの日になると金浦小学校の記事が新聞に出る。それが「子供ひったか」。
大きな図柄の写真記事だが実際に見たことはない。どんなものなのか知らない。
生江浜の海岸の「カブトガニ」は消えてしまったし、今金浦小学校が取り組む郷土もの『はひったっか・おしぐらんこ』それしかない。
金浦小学校の体育館。
今日はここで入学式。
学校のフェンスには入り口が二つあった。鍵がかかったまま。まだ入学式の匂いはしていなかった。
2004年4月8日