2004年4月3日 午前7:20ころ
神辺町 吉野山公園
JR神辺駅で下車するのは初めての体験だった。
神辺駅の改札口はホームの上にあった。
駅前には神辺町のおおきな観光図がかかげられていた。吉野公園までは徒歩30分と書かれていた。
吉野公園に上るのは今回で二度目。2〜3年前に車で登った。
その時は桜の季節ではなかったが、ものすごい城郭遺跡であることを感じた。
「山城」とは観光客はけっして訪れない。
観光ツァーが訪れるのは「平城」「平山城」そこまで。天守閣がのっていればいちばん。
はじめて神辺城跡をみた時そう思った。
駅からすこし走っていくと↓が吉野山公園の登山口。
山頂付近には模擬櫓の「神辺歴史資料館」が見え桜も満開。
山頂への道は満開の桜が、早くも散りはじめ。
風なし、気温よし、晴れ。
駐車場は10台程度の広さ。
この土日は乗り入れ禁止(だと思う)。
神辺平野がまるみえ。一望できる。
神辺のことにうといえいちゃんは見える場所をコメントできない。
神辺城址の中央特等席に銅像がそびえている。
これはいけん。
なぜなら。
神辺町民が安くみられる、軽くみられる。
なんでかというと、この像は社長さん兼町長の個人像。社歴を掘った記念碑をこんなところに建ててはいけない。
場所へのわきまえが無い。
学校が見える。
父の母校。元・神辺実業。
父は生まれた時からこの学校へ来ることが決まっていたような。
「ひゃくしょうのあととり息子」、それは特別な事情が無い限りこの神辺実業へ行く。
父は当然のこととしてこの学校まで自転車で通学した。(昭和7・8年前後ごろ)
父の次弟はできたばかりの福山工業へ進学しているが。
おじは神辺よりも近い福山へ汽車通学したそうだ。
桜名所をネットで検索すると福山近辺では「福山城」「吉野山」、これが開花情報を毎日更新されている。
今日は折角の休日だからと、神辺まできた。
神辺から福山へは313号線を走った。ところが横尾の手前あたりから歩道がなくなった。
やむをえずちいさくなって道の端をとぼとぼ歩いた。しょうがねえけどおもしろくはねえな。
2004年4月3日