2003年10月4日  午前7時〜9時ころ
井原市東江原町 高越城跡


「高越城跡」

小高いところに石碑が建っていた。




だがそれは「忠魂碑」だった。





「忠魂碑」は昭和6年「陸軍大臣宇垣一成書」とある。

宇垣一成は岡山県出身(赤磐郡瀬戸町)。幻の1日内閣も有名。戦後参議院議員全国区で最高得票でも有名。

岡山県出身の首相は5・15事件の犬飼木堂が一番有名で、他には平沼麒一郎とポマードの男がいる。
だが政治・軍事両面でいちばん興味があるのは宇垣一成、えいちゃん定年後はちょっと研究してみるかな。楽しみだなぁん。







左手に添え物として「北条早雲生誕地」の碑。



北条早雲は晩成の人だが、名前ほどには出来事を知られていない。
のちの「北条5代」と「小田原評定」」が言葉としては知られている。

3代「北条氏康」、この名は知っている。
小説・映画・TVの主役武田信玄・上杉謙信の脇役。決して主役にはならない。








高越城は最初鎌倉期、「蒙古襲来に備え」て作られた。と説明板に書いてあった。

郭の跡も、空掘も遺跡としての保存状態がよい。とも書いてある


だがえいちゃんにはまったくわからない、なにもない。










井原市の史跡・観光案内には「高越城跡」はかならずある。

だから近い人は遠足などで行ったことがあるだろう、と事前に道についてksd社の小田のかめちゃんさんに聞いてみた。
「高越城跡??」「高越山???」とにかく「???」。
ならばと、北川出身のしーちゃんのママに聞く。おなじく「?」、でお母さんにまで聞いてくて「道は舗装していいです、けど登山道(登山専用道)からはのぼらないように。」
とのことだった。


「高越城跡」の認識は地元民でもその程度だった、というのが行ってみて理解できた。なにもないんだから。







行きの距離は12.〜13キロだろうと思っていたが予想外に遠かった。
おまけに目的地は「城」を感じさせるものがなにもなく。
がくりんこん。
帰り道は気力がなえる。




小田川の橋から河原をみる。
ヒガン花、コスモス。秋、いい天気。


でもえいちゃんはこれから家まで10何キロを走らなくてはいけない。










つぎ・笠岡港















2003年10月4日