石棺の個々の規模を見ると、一号棺では内法の長辺が160センチ、幅は南東側で30センチ北西側で20センチ、深さは20センチを、二号棺では内法の長辺が150センチ、幅は南東側で40センチ北西側で30センチ、深さは30センチをを測り、床面のレベルは二号棺が一号棺より25センチ低い。
これら二基の石棺の位置関係からみて、両棺の被葬者は互いに関係深い人で、合前後して埋葬されたと考えられる。
なを、一号棺では、わずかに人骨の断片が検出され、二号館では、東南部で小さな平石を枕にした人骨が認められた。
島五郎教授の鑑定によると、二号館の人骨は熟年男子である。
なを、一号棺のそれは断定できないが成年男子が推定できる。
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