斎藤邦吉センセイの演説


建設業者と政治家は切っても切れない以上の関係があり。
地元県議、国会議員の決起集会・パーティ・名簿つくりはよくしていた。
全国区参議院の時は当番で会社の2階が選挙事務所となり、同業者が集まって朝から晩まで活動していた。


いわき市は衆議院福島第3区で、当時自民党の幹事長をしていた斎藤那吉先生の選挙区でもあった。
斎藤那吉センセイは第3区でも北、相馬地方を地盤としていた。

斎藤那吉センセイは五洋建設会長と義理の兄弟(奥さんどおしが姉妹)ということもあり。
自由民主党幹事長として小名浜に来て、五洋建設のすぐ前にある小名浜魚市場で立会い演説をした。

当時巨額の寄付金を集め世論の批判をあびていた議員がいた。
センセイは立ち台に立ち「私も寄付金は貰っています。それは皆さんから小額で多くても5万・10万です。」

それから半年ほどして埼玉県の「富士見産婦人科病院」という病院が、自民党厚生族に対し巨額寄付をした事件が新聞に載った。

その一番の名前が斎藤那吉センセイへの3000万円だった。


この、斎藤那吉センセイの演説を聞いたのはもう20数年前になってしまったが。
政治家と建設業者の腐れ縁。政治家の話のウソ。まったくと言っていいほど変わっていない。
同じ派閥に属していた加藤紘一自民党元幹事長の、秘書事件国会喚問が2002年4月8日に行われる。


2002年4月3日

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