いわき市の普通科がある高校は磐城高、磐城女子高、湯本高、小名浜高・・・その他ある。 磐城高は県立の男子高で”ばんこう”と呼ばれていた。 磐城女子高は県立の女子高で”ばんじょ”と呼ばれていた。 福島県はいわき市に限ったことでなく、郡山なら安積高と安積女子高、会津若松なら会津高と会津女子高というように旧制中学の時代を引きずっていた。 いわき市の場合は男子で進学希望の場合は”ばんこう”が一番人気、というより中学生自信に”ばんこう”に行かなければいけない。そういう雰囲気とプレッシャーがあった。大学進学は湯本高からでも、小名浜高からでも当然本人の努力次第でどこにでも入れるし、また入れない。 地元に住めば出身大学より、出身高校の方が重要な。そういうところだった。 その結果いわき市は中学浪人数日本一を続けていた。 |
2001年2月18日