「クロネコ大和って早いよ!」


直ぐ近所に住む、同じ会社で運転手をしていたOさんはおしえてくれた。

泉雅子が黒装束でポスターになっていた。

そういうサービスを僕は知らなかった。聞いた事も無かった。


「小荷物」という概念も言葉も、これはクロネコから始まっている。
それ以前は?  「小荷物」は無かった。


近い存在では郵便小包、荷物といえば国鉄にチッキ。

どちらも宅急便が始めた小荷物とはちがう。
小荷物はクロネコが始めたものだ。

国鉄のチッキは今、影も形も無い。そうだろう、いくらなんでもひどすぎた。
郵便小包は国の保護で(荷物を保護しているのでなく、郵便局を)言葉だけは生きている。もうすぐ消滅していくだろう。



そういうことで岡山よりずっとちいさな小名浜で「クロネコ」と「セブンイレブン」を知った。

2001年4月10日