長男の高松農高への通学B(母の話)


「なる」の、しげはるさんかたのとっさんが言うのをよう覚えとる。あの人が駅へじょうちゃったけい。

体格のエぃきれいなひとじゃった、あの人が「ワシか?オサム君か?どっちかが蜘蛛の巣を掃うて行きょうた。」

茂平のテッペンを上がって坂里の「こうぐち池」を渡って。池のほとりの道は狭うて、悪かったが。それで(朝、最初の通行人が)誰かが蜘蛛の巣を払ようた。




そうようたら、とっさんは間なしにじき死んじゃった、可哀相になぁ。

数えが51じゃったてぇ。

太っとったんで血圧が高かったんじゃろうなぁ。



2002年8月24日