プロレスの王者・力道山
|
|
テレビの無い時代、茂平の少年にとって力道山は既に伝説の人物だった。
(僕の記憶では日本最初のスポーツ選手の物語映画は力道山・美空ひばりの「力道山物語」、次が若ノ花・北原みえの「土俵の鬼」、こちらはレコードも競作されラジオで聞いていた)
力道山は雑誌のグラビアで美空ひばりや若乃花とでていた。
中学になり理科の先生が「プロレスには、殴りようの椅子があり、その椅子にはすわってはいけない。」という話をして、生徒から反論され、先生が必死で説明をしていた。
その頃になると、さすがに何故新聞のスポーツ欄にプロレスの結果がでないのか、おぼろげに感じていた。
僕が中学3年生の時、力道山は死んだ。
2002年3月17日