作者が小学生の二三年の頃、小学生は鼠の死体をもって役場に持込をしていた。（昭和３１・３２年ごろ）五円か十円くれていた。

鼠は悪いことばかりするんで、獲るように奨励されとった。

何処の役場にも薬をくれていた。

今はおらんようになってしもうた。

イチゴをつくりょうた時もおおじょうしょうた。
今は森田薬局へいけばエエ薬がある。高ぇんじゃ。
畑の鼠にも効くが家の鼠にも効く。

2000・12.17