大掃除は子供もいっしょに
子供もばたばたしょうたよう。済んだ後は新聞紙をひいて、白いのを撒きょうた。
大掃除は昭和30年代の半ばでなくなった。
畳をあげて、障子を張り替えする。
その頃の畳といえば今のように堅くなく、やわい畳だった。
上座の畳はいくらか固く、納戸の畳はふにゃふにゃしたものだった。
春と秋、二度。
障子紙は猫が破ったり、子供が指であけたりしていた。それを張り替えていた。
障子紙は何処の家にも長屋に保管していた。
2002年1月6日 追記・2002年3月11日
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