利三郎じいさんの死


その頃、ともやの母(おばさんにあたる)もココに同居していた。
おばさんは肺炎になった。

そして利三郎じいさんも肺炎になった。

利三郎じいさんは老人だったので抵抗力が無く、3〜4ヶ月で亡くなった。
おばさんは若かったので直った。

年寄りは肺炎になりやすかった。


その当時での医療・治療は出来たのか?の問いに


吉浜の桑田が往診に来ていた。
(自分が)岡山の軍から持ち帰っていた治療薬をようけい桑田にあげた。
それを桑田が注射していた。

桑田への診察費はなかった(一種の現物支給・物物交換)。



そして利三郎じいさんは土葬された。


2000年08月20日