従軍日誌

2000年07月02日(日)
帰ろうとした僕に父は、野帳のような日記を3冊取り出してきた。
それは行軍中に、野営に、その時々の休憩時間に父が書いていた日記・随想であった。

表紙の厚紙もそして原稿も20〜30年まえのものと変わらない。とても60年前のものとは思えない保存状態である。ただ封筒に保管しているのみではあるが。

文字のページの間に町の状態(軍事の)、洪水の状態を絵で画いていた。
時間つぶしの一環でもあっただろうが、
「おじいちゃんが、こういうことをしてきた。こういうことがあったと・・・・孫たちが思い出してくれれば」
と、つぶやいていた。

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2000年07月04日