徐州戦から漢口戦までは兵舎に泊まるといことは無かった。
すべて野営である。
日中歩き、そのままの服で野営する。
頭の辺にものをかぶせるだけ。
風呂などは戦闘(占領後の安定したところでは)後、ドラム缶で沸かして入ることもあった。
が、川などで垢を落とす。
いつでも「戦闘」といえば対応できる前提で寝ておる。
交替で常に銃をもって見張っている。番で変わるがわるしとった。
敵はいつくるかわからんから。
野営も青天以外に民家の長屋などで寝ることも多かった。
兵列をみた場合その間逃げているから空家になっている。
そういう場合は長屋のようなところで並んで寝ていた。
兵舎に寝た事はない。
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