もめんばし(木綿橋)
茂平の若い者は交代で福山まで船に果物を積んで出荷していた。
船に荷を積み夜に福山港に着く。 木綿橋には船をつなぎ、簡単な屋形が付いた船宿に寝泊まりしていた。
橋の右手には遊郭が並び(笠岡の伏越とは比べにならない数の)そっちに行く人もいた。 橋の左手は市場があり、朝を待って積み荷を下ろした。
その頃の福山駅
木綿橋は昭和12〜13年頃埋め立てられている。(作者)
2000・11・23