2022年7月11日     月曜日   秋田県由利本荘市矢島町〜羽後本荘                
酒田発   丸池    鉾立展望台   元滝    象潟   矢島 本荘 山居倉庫   酒田(泊) 
7:40    8:30頃    9:40頃    10:50頃    12:00頃     13:50   14:40     16:10頃   18:00着 
                     
     由利高原鉄道鳥海山ろく線     


象潟を出発した観光バスは、鳥海グリーンラインを通り由利本荘市矢島に向かった。


バスガイドさんが「鳥海グリーンラインは、グリーンだけで何もありません」と話したが、確かに緑の山々の中を走り抜けるだけだった。










矢島駅に着いた。

ここで、由利高原鉄道鳥海山ろく線の「おばこ列車」に乗る。 





矢島の町は、



鳥海修験の里、矢島の城下

由利本荘市の矢島地域は、鳥海山で最も古い登山口とされ、鳥海修験の宿場町としても古くから栄えたとされます。

由利十二頭と言われる戦国時代や、江戸から明治にかけて生駒氏が統治した藩政時代など、多くの歴史的な寺院や建物、逸話が残る地であり、
鳥海山の麓の盆地で坂道も多く、様々な出自の寺社仏閣が点在していて街並みも風情があります。

由利本荘市を縦断するローカル鉄道「由利高原鉄道」の本社と終点矢島駅は、地元住民のほか鉄道愛好家に愛されています。


(東北観光推進機構)


由利本荘市:矢島町

由利本荘市矢島町概要: 矢島町は生駒氏の一万石の城下町として栄えました。
又、本荘と山形の真室川を繋ぐ矢島街道の宿駅や鳥海山修験の拠点としても重要な町だったと思われます。
現在では戊辰戦争で多くの文化財が焼失したものの、武家町や商人町など昔の町割りを残していて、所々に古い建物が点在します。
和風の町屋もあるのですが、数件の洋風建築の方が印象に残っています。
矢島町のもう1つの特徴は山間の町らしく傾斜地に建物が建っていることです。
その為、坂が多く町中に水路が巡っています。
良質な水が豊富だということが「天寿」や「出羽の富士」などのおいしいお酒があることで良くわかります。
町全体が雪国独特な重さではなく綺麗な軽快な感じを受けるのは生駒氏が四国出身の大名だったからかも知れません。
個々の良い建物を活用しなが連続性が出てくればきっと矢島町は城下町の特性を生かしたとても良い町並みが出来ると思います。





趣のある町のようだが、

残念ながら町歩きできる時間はなかった。(列車の待ち時間を、ひそかに期待していた)








これから「おばこ列車」に乗る。






由利高原鉄道

(Wikipedia)

由利高原鉄道株式会社(ゆりこうげんてつどう)は、秋田県で鳥海山ろく線を運営する第三セクターの鉄道会社。
国鉄再建法施行により第1次特定地方交通線に指定され、廃止されることになった日本国有鉄道(国鉄)矢島線を引き継ぐため、
秋田県および沿線地方自治体である本荘市・由利町・矢島町(現・由利本荘市)などの出資により設立された。
本社は秋田県由利本荘市矢島町に所在。


由利高原鉄道鳥海山ろく線

ワンマン運転の各駅停車が、1 - 2時間の間隔で1日14往復運行されている。
このうち午前中の1往復は秋田おばこ姿のアテンダントが乗務する「まごころ列車」として運転される。
区間運転はなく、全列車が全区間運転である。前郷駅にて閉塞方式が変わるため、同駅発着の際にタブレット交換が行われている。













車掌さん兼アテンダント兼ガイドさん。


おばこさんは乗車時間中は休みなく、話す、動く。









乗り心地は、「ゆっくりのんびり列車の旅」そのもの。

のんびりと車窓風景を楽しむ。













今日は残念ながら鳥海山が見えないので、

おばこさんが写真で見せてくれた。





本日の鳥海山。





ゆこゆこネット

秋田県のローカル列車「由利高原鉄道」を楽しむ!


秋田県由利本荘市を走る「由利高原鉄道」は、全長23kmのローカル鉄道です。

秋田を代表する「鳥海山」を眺めたり、四季折々の絶景を一望しながら乗車できます。
絣の着物を着た「秋田おばこ」姿の列車アテンダントが乗務するまごころ列車をはじめ、いろいろなイベント列車が運行されます。

そんな、地元民だけではなく県外からも大勢のファンがいる「ゆりてつ」についてご紹介します。
1日1往復、絣の着物を着た「秋田おばこ」姿の列車アテンダントが乗務し、お客様の乗降のお手伝いや、沿線案内、グッズ販売を行います。
列車アテンダントが乗務する「まごころ列車」では手作りのしおりをもらえたりと大人気です。

乗降のサポートや沿線の案内、鉄道グッズの車内販売はもちろん、手作りの乗車記念をプレゼントしています。





これが手作り記念品と切符。











早くも終点「羽後本荘駅」に着いた。














添乗員さんの後をついてゆく。









立派な「羽後本荘駅」。









羽後本荘駅の駅前風景。

前に見える、あのバスに乗る。









鈴政の江戸前寿司
クラブツーリズム 『出羽三山と秘境・鳥海の絶景3日間』




2022年7月23日