笠岡市今立
今立の中竹池。池の水面は水鏡。
山陽道の橋脚を左手に見ながら桃畑の峠を越える。
そこに「六柱神社」。
「むばしら神社」と読む、珍しい神社名だ。
参道はこの↑注連柱から石段が始まる。
石段の中間に鳥居が建つ。
額束は「艮宮」と彫っているように見える。
社殿正面。
屋根瓦の化粧瓦がすごい。
何がすごいかというと、「六」「柱」「神」「社」と四つの大きな瓦が取り付けられている。
化粧瓦の他にも、
この”注連縄”の姿・形・大きさがいい。みごとな「ダイコンじめ」だ。
静かな境内。
凝った手水鉢。
古人がいちばん恐れたものは”病気”。
”瘡神社”が末社で並ぶ。
この” 瘡 ”は何の病気に対してかな？ 疱瘡・かぶれ・皮膚病・梅毒・イボ・火傷、他・・・。
六柱神社を去り、農免道路に出た。
農免道路から見る写真右方に六柱神社。写真中央は山陽自動車道。
今立・荒神社
2022年12月12日
