2021年12月24日  金曜日   愛媛県八幡浜市保内町川之石              
宇和島城    宇和島    八幡浜   保内    八幡浜    伊予市・郡中    松山市駅 
8:40頃    9:55   10:26・10:45    11:10〜13:43    14:08・14:30    15:09〜16:30    16:53(泊) 
                         




旧東洋紡赤レンガ倉庫

宇和紡績(のち東洋紡)は1887年(明治20)愛媛県で最初に設立された紡績会社で、
四国ではじめて電灯が灯った場所としても知られる。

昭和35年に閉鎖し、現在は赤レンガ倉庫だけ残り、川之江地区の繁栄を象徴する貴重な建物である。

東洋紡績の広大な敷地跡は、現在、保内中学校、八幡浜紙業、八興産業などになっている。
保内町にはボランティアで文化遺産の案内をしてくれる人たちがいる。


「愛媛県の歴史散歩」 愛媛県高等学校教育研究会  山川出版社 2006年発行





旧東洋紡赤レンガ前。













「美名瀬橋」から旧東洋紡の赤レンガを見る。







美名瀬橋

1933年(昭和8)につくられた。
親柱は灯篭の役目を果たしていた。
欄干は鉄柵があったが、太平洋戦争のため供出し、現在はコンクリートになっている。

「愛媛県の歴史散歩」 愛媛県高等学校教育研究会  山川出版社 2006年発行






美名瀬橋を渡ると「川之石地域交流センター」がある。














地域交流センターは公民館や観光案内施設も兼ね、裏には10数台可能の駐車場がある。












「愛媛県の歴史」    田中歳男著  山川出版社 昭和48年発行

明治37〜38年の日露戦争のころになると県下の紡績業は好況に向かった。

この好況に刺激され、明治38年5月、西宇和郡川之石に白石紡績所が設立され、
愛媛県下の紡績業は四工場となった。

明治40年4月、川之石の白石紡績は大阪紡績に買収された。
















川沿いの遊歩道は木製で、「もっきんろーど」と呼ばれる。







歩いてみたが、木琴の音はしなかった。








保内町・元蚕種場
「JR西日本・四国くるりきっぷ」 (2021.12.24)


2021年12月30日