2021年10月2日 土曜日 10:00〜12:40 | ||
福山市鞆町 「鞆の浦 de ART 2021」 | ||
子どもの頃、
弁慶の七つ道具以上に、身の全身に鍬や鎌などをもった行商のおじさんが村に定期的に来ていて、一軒一軒を回っていた。
おじさんは”鎌買いナー”と声を出して歩いていたので、「かまかいなー」のおじさんと呼んでいた。
おじさんは「鞆からきょうる」、おじさんが売って歩くのは鞆で造ったもので、鞆は金属加工が盛んだと、子どもの時に知った。
鞆城跡にある博物館のポスターが、至る所に貼ってあった。↑
えいちゃんも機会があれば、一度見学に行ってみたい。
南禅坊の前を通る。
阿弥陀寺を過ぎる。
明円寺に着いた。
作品展示の場所。
しかし・・・・境内に入っても、作品が見えない。
すると、
「KAIさんの作品は山門です」の標示あり。
これが作品。
こちらが”ぱお〜ん”と言いたくなるなるようなアートだ。
お墓参りの方が、「鐘楼は、福山市指定の文化財です」と話してくれた。
鐘楼は江戸時代のもので古く、
形は”スカート”がついて、珍しい価値があるそうだ。
明円寺の前から坂道を上る。
医王寺の前にアートの旗と、白と赤の二色の自転車が置いてあった。
医王寺、
いつもながら眺めが素晴らしい。
正面、鞆の港や仙酔島。
東、神島方面。
西、走島方面。
医王寺の庭にアート。
鉄造形アートで「修行」。
ドイツ人でオランダ東インド会社のシーボルトは、江戸城への参府の復路で鞆沖で夜を明かした。
その時、鞆に上陸し、医王寺に来たことを日記に書き残している。
本職は医師だが、すべての学問に興味があったシーボルトはここ医王寺では、裏山の植物に興味を持ったようだ。
シーボルト・江戸参府紀日記
1826年 6月23日(旧5月18日)
私は町の郊外にある医王寺に出かけた。
険しい山を登ると、山の背に寺がある。
この山の植物群はカシ・コナラ・マツ・クリ・エノキ・ツツジ・グミ・ハゼ・・。
医王寺内にある看板には「植物や昆虫を採取した」と記されている。
「鞆の浦 de ART 2021」C北山材木店〜常夜灯
DEFG
2021年10月3日