2020年9月14日   月曜日     内海町    沼隈町    鞆町 
福山市内海町横島 歴史民俗資料展示室(うつみ市民交流センター)    10:21〜12:14    12:42〜13:17    13:28〜14:38 
           

今日、内海町に来たのは「備後芸術祭」の他に、「うつみ市民交流センターの」」展示室も楽しみにしていた。






クジラを追う内海町の漁師たち。











長崎県の平戸島はクジラ漁で有名だが、

田島から九州へ出漁していた。













この展示室の、どの展示品よりも、この説明文がいい。



”毎日を生きていくことに精一杯だった、先人のことを、どのくらい知っていますか?”





先人とは、そんなに古いことでない。

昭和30年、または40年ごろまで生きること・食べることに、日本人は精一杯だった。










全国の農村・漁村は、

出稼ぎ、夜なべ・朝なべ、行商などでどうにか生活が出来ていた。



















これは「打瀬網」。












田島・横島では特に盛んだったそうだ。




かつては笠岡湾にも、打瀬船が浮かんでいた。

打瀬船と笠岡湾の光景は子供心にきれいだった。

目を閉じればすぐに浮かぶが、もう笠岡市民でも思い出せる人は完全に少数派になっている。















有名な「北前船」。帆は一つ。

江戸時代から明治30年頃まで、日本の物流を支えた。





近いところでは、鞆の浦・御手洗(大崎下島)・下津井などが寄港地。

玉島や寄島もいくらか寄港したことがあるようだ。















漁具の展示。












いつの時代か不明だが、この地図が興味深かった。




沼隈半島が島、田尻の高島も島、福山や神辺は海、笠岡市の茂平・吉浜・大河・陶山・用之江も大半が海。















予想していた通り、内海町歴史民俗資料展示室は楽しめた。








建物には、福山市役所の支所・図書室・プールなども同居している。




田島の”町”



2020年9月15日