2016年2月15日 月曜日 福岡県朝倉郡筑前町高田 筑前町立・大刀洗平和記念館 | ||||||||||||
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のぞみ48 |
東洋一とも言われた元・陸軍大刀洗飛行場の跡地は一度踏んでみたいと思っていた。
甘木鉄道の大刀洗駅舎と一体化した「大刀洗レトロステーション」、
入口前には自衛隊色の幌トラック。
建物に入ろうと思ったら有料で500円だったので止めた。
今日、入館するのは「大刀洗平和記念館」だけ。
大刀洗に来た目的は入館でなく、跡地をしのぶ事。
せっかく来たから入る「大刀洗平和記念館」、駅のほぼ正面にある。
この
写真正面の石碑は戦争に関する記念碑ではなく、南北朝時代の武士・菊池武光が戦いが終わった際、この場所で刀を洗った。
その事にちなみ、”大刀洗”という地名になった。(それで「太刀洗」でなく、「大刀洗」)
こちらは「第五航空教育隊正門」、
これより前にある「大刀洗平和記念館」に入館する。
建物はかなぼこ型で格納庫をイメージしてあり、料金は500円。
館内の”撮影可能”は展示物の内、ゼロ戦のみ。
展示物には、
各陸軍航空基地から出撃した特攻兵の遺書や写真。
飛行場空襲に伴い、近くの小学生が20人程度犠牲になった語り部映像など。
展示物が多い訳ではないが、
戦跡がほとんど残らない大刀洗飛行場跡地に「記念館」が存在する事に意味がある(と思った)。
その展示物の目玉、「ゼロ戦」
何故か? 陸軍の記念館に海軍の記念物。
なまなましい程に戦争を伝える、操縦席。
日本中にある「平和館」のどこも似たように、
”死んでかわいそう・かわいそう”が強調されているが、ここ大刀洗も同じ。児童の犠牲に重点がある。
日本中にある「平和館」のどの館も欠けているように、
加害や教育や社会統制は、やはりこの平和館も抜けている。
展示の一室では「風船爆弾」の展示があった。
風船爆弾の一端を展示してあり、全容という視点からは満足できないが
珍しい資料の展示があり、それなりに興味深かった。
つぎ・大刀洗戦争遺跡
2016年2月19日