2015年6月7日  日曜日  13:.00〜14:43
笠岡市金浦  笠岡市指定重要無形民俗文化財「おしぐらんご」



「おしぐらんご」を初めて見に行った時はすごかった。




(べいふぁーむ1000本桜)







まだ小学校の4年か5年生の時だったが、

「おしぐらんご」を見に行って、

見ずに帰った。






(生江浜の或るお宅)






あまりに多くの見物人で、大人たちの背中しか見ることはできなかった。

なにか、

海の中でわーわー騒いでいる事だけは分かった。






(2号線・金浦大橋のうえから)








その頃は金浦は”里”いうもんじゃなくて”町”だった。


そして金浦を「かなうら」と呼ぶ人はいなくて、みんな「よーすな」と呼んでいた。























「おしぐらんご」の見物会場にやってきた。
















すぐに中学校の友人であるKくんに会った。

「Kくん、あれは本番前の練習かなぁ?」











「馬鹿を言うな、今はあれが本番じゃ」














今は、

レースの主体が小学生や中学生。



「おしぐらんご」というよりも「子供おしぐらんご」。
















漁師たちの競争だったが、

男女混成でのレースに変化している。















昔と比べると迫力が無いのは仕方がない、というかあたりまえで

漁師の町・ようすなは、

漁師が消えて40年、町から里に変化もしている。















金浦の漁師が東西、または源平と分かれで”勝負する”行事から、

”伝統行事”として復活し、

保存会や小中学生により毎年開催されている。






















岸から見ても、地域の伝統を守る・引き継ぐという表情が伺えた。















櫓を漕ぐ金浦中学生。












つぎ・おしぐらんごA



2015年6月8日