2014年4月14日(月曜日) 長野県長野市松代町 松代大本営跡(象山地下壕) | ||||||||||||
白馬ホテル | ![]() |
松代城 | ![]() |
あんずの里 | ![]() |
上田城 | ![]() |
別所温泉 | ![]() |
小諸城 | ![]() |
志賀ホテル |
8:00発 | 9:00頃 | 10:30頃 | 12:00頃 | 14:20頃 | 16:10頃 | 18:08着 | ||||||
じつは、えいちゃんに持ち時間は少なかった。
「松代城址観光」は50分間しかなく、
その時間内で松代大本営跡に行って帰る必要がある。
真田公園で老人に道順を確認してから出発した。
老人の言う道を進むと、至る所「象山神社」「象山地下壕」の標識があり道に迷う心配は無くなった。
ひたすら象山神社を目指した。紺屋町。
象山神社に着いた。象山(ぞうざん)神社は幕末の佐久間象山(しょうざん)を祀った神社。
象山神社前を左折する、これは「山寺常山邸」。
山寺家は松代藩の中級武士の家。
次に稲荷さんがあった。ぼちぼち「大本営」だけどな。すると!
「象山地下壕」の標識があり、洞穴が見えた。
管理人が1名、
ヘルメット使用の事と、解説書をくれた。
すぐに地下壕に入った。
これが敗戦の真際、東京から逃げるようにアルプスの静かな街の地下に”極秘”で掘られた「大本営」工事跡。
底幅は4m、高さは2.7m、20m間隔に碁盤の目に掘削されている。
象山地下壕は床面積23.000m2の大工事で
主に政府機関・放送局・電話局が使う施設。
他に舞鶴山や皆神山にも地下壕が建設され、全体では7割がたの進捗状況で敗戦となった。
朝鮮人労働者や地元小学生まで工事に従事したとも伝えられるが
終戦直後に資料を処分しているので不明な事が多い。
残念ながら・・・、語り部としての伝承や工事状況調査もないようだ。
大本営の地下壕工事跡は歩きにくかった。公開された道はすべて素掘り、しかも薄暗い。
公開部分の500mは周回して地上に出ると思っていたが、完全に行き止まりだった!
時間と足元の悪さに苦労しながら穴の道を戻った。
そして、バスの駐車場所には集合時間の10分前に帰ってきた。大汗がでた。
大本営工事跡を見ることが出来て、
この旅の目的が達成されたような気になった。
2014年4月18日