2013年9月3日    火曜日     笠岡駅    津山線・誕生寺駅    笠岡駅   
岡山県久米郡久米南町       「誕生寺」    9:13    11:26〜12:49    14:54  



「大いちょうの木」、樹齢は850年。














毘沙門堂。


















本堂にお参りの人たち。


















これが誕生寺本堂。国指定重要文化財。













誕生寺は、鎌倉仏教の先駆けとなった浄土宗の宗祖・法然上人が生まれた場所に建立されている。




法然は1133年にこの地に豪族の子として生まれた。

9才の時、夜襲を受けて父が死亡。


死の間際に父が、

仇を追う事をいましめ、「仏道を歩み、安らぎの世を求めよ」と遺言を残した。






比叡山で学び、後に「浄土宗」を起こした。

浄土宗の本山は京都の知恩院。







法脈(弟子)の一人、親鸞は「浄土真宗」を起ち上げた。









社務所から客殿を見る。















社務所の前には「なでなで地蔵」。


















客殿内には立派な庭園があり、これより奥は有料ゾーン。

















「宝物館」、ここも有料。



















「祈り」像。この婦人は法然の母親で、












比叡山へ旅立つ法然を見送る像。














観音堂。














片目川を渡る。














勢至堂。














苔むした二つの五輪塔は、

津山藩主森忠政の長男と、柴田勝家の娘の墓。




柴田勝家の娘は通称「大野木殿」。藩主森忠政からは「御母公さま」と呼ばれ、厚遇された。

その事はこの墓までが証明している。


女性の独立墓が稀な時代に、藩主の嫡男と同じ大きさで並んでいる。














誕生寺の裏山は遊歩道だが、六角堂より上は「立入禁止」。


















これが「六角堂」。










つぎ・誕生寺D



2013年9月4日