2012年11月22日 木曜日 | 吉野山公園・宿場町 | ![]() |
グランの湯 | ![]() |
映画「のぼうの城」 | |||
福山市神辺町 | 9:07〜10:36 | 12:35〜 |
天守櫓から下って行く。
なんともいえない、最高の紅葉だ↑↓。
下りは車道でなく遊歩道のつもりだった。
ところが遊歩道は草ぼうぼう。
残念だが仕方がない。
来た道を降りよう。
313号線に沿った神辺高校。
かつては
「校内に建物は、校舎と牛舎と寄宿舎があった」そうだ。
学校の前の国道をドライブ中に父はそう話していた。
もう80年も前の事だ、父は「神辺実業学校」の卒業生。
廉塾。
廉 塾と管茶山は神辺の誇り。
廉塾の中央を流れる水路、建物は講堂。
廉塾から旧山陽道を見る。
廉塾門と大クスノキ。
旧山陽道に人が集まっているのが見える。
あれは誰だろう?
地元ボランティアの集まりかな?
それとも
俳句会のメンバーかな?
・・・なんだろう?
ここで二人の婦人に尋ねた。
「あのバスに松岡さんがいるんです。(それが↓のバス)
松岡さんを持っているんです。
あの
テニスの松岡修造さん。
機材もいっぱい積んでいるようです。
いつ出てくるのかわかりません。
番組(名)も知らないんです。放送する日もですが。テレビ局もです」。
そうだったのか、あの松岡修造選手が廉塾でテレビ出演するのだな。
眉間にしわ寄せて
「だめだめ」とか「いいぞ」とか
なんか、そんな言葉ばかりを連発銃のように発するアツい男。
知ってはいるが、何時バスから出るかわからんものは待てない。
七日市を本陣方向へ行く。
これは「旧山陽道神辺駅跡」兼「太閤屋敷あと」。
11時ちょうどフジグランに来た。
駐車場に車が多かった。満車かと思うほどだった。
これから温泉に浸かり、その後で映画を見る。
石田三成の北関東「忍城水攻め」の事は、長く映像で見たいと思っていた。
やっと念願かない「のぼうの城」という題名の映画となり上映された。
監督は二名いて、片方の人が特殊撮影の監督さん。
合戦シーンや二万の大軍が押し寄せるさまは、まさに迫力があり、当時を彷彿されるほどだった。
主演は野村萬斎、重臣に佐藤浩一と山口智 充、農民に前田吟。
各役者もいい演技をしていた。
それでいて、
見ての感想は満足するものでなかった。
その原因は
1・「水攻めシーン」・・・これがハリウッド映画の真似をしたのか、津波になっている。今でも毎年梅雨や台風時期にどこかの川で堤防が切れて沼る。津波と堤防が切れるのは違う。
2・なぜ水攻めか?・・・高松城水攻めは高松「城」と毛利の「援軍」の分断孤立だった。援軍がない忍城になぜ水攻めが必要だったか。
3・忍城主がいつもでたとこ勝負・・・織田信長が約3.000人で今川義元の30.000人に勝ったのは、練りに練った作戦と準備、桶狭間まで一貫性がある。いっぽう忍城主はいつもふらふら。これで勝てるほど戦は甘くないと感じた。
そうゆことで、えいちゃん期待外れ映画であった。
もっともそれはえいちゃん個人のこと。
迫力あり、笑いありの面白い映画だった、と思う人もいるだろう。
2012年11月23日