2012年7月6日 金曜日 13:00頃
笠岡市四番町 笠岡市立竹喬美術館「清水比庵の世界」(H24/6/2〜7/22)
えいちゃんは今月(7月)か来月(8月)に日光に行こうと思っている。
あの「東照宮」や「華厳の滝」がある栃木県の日光市。
その日光市がまだ日光町だった時に日光町長をしていた人が、笠岡を愛し、笠岡に葬られている(威徳寺)。
その人の名が「清水比庵」。
図書館に入る前に竹喬美術館に入る。
今月の22日までが清水比庵の特別展。
図書館前に比庵の歌碑↑。ほかに古城山の山頂にも歌碑がある。
比庵の書は独特な文字。
武者小路実篤のように絵に歌が同居している。
共通しているのは描いた時の年齢を記入していること↑↓(左下の九十一が年齢)。
但し、画風も歌も書も実篤とはまったく違う。
清水比庵は総社市に生まれ、京都帝大を卒業して、栃木県の古河電工などに勤務。
作品は戦後のリタイア後から始めたようだ。
笠岡市には疎開で訪れ、以後毎年夏に避暑地代わりに笠岡に滞在していたという。
享年93才。
開館30年を迎えた笠岡市立竹喬美術館。
今年は市制施行60年と重なり例年以上に特別展が多いようだ。
入場料は500円。
身近な美術館としても、これ以上は高くなってほしくない。
一階の展示に比べ、二階の展示品があまりに貧相なのが気になった。(バランスが不足)
比庵の特別展の後は、
「日本の自然と小野竹喬」。
京都などから竹喬さんの絵画がたくさんここに集まるのだろう。
2012年7月7日