銅像の人  兵庫県
 

オスカルとアンドレ 

場所・兵庫県宝塚市 宝塚歌劇大劇場前〜はなの道〜


漫画家の池田理代子が少女雑誌に連載した人気漫画「ベルサイユのばら」は、
宝塚劇場で上演され国民的人気と話題になった。

オスカル!
アンドレ!

とテレビや新聞で、毎日見たり聞いたりするかのような日々だった。





(Wikipedia)
『ベルサイユのばら』は、池田理代子による漫画作品。
通称「ベルばら」。
フランス革命前から革命前期のベルサイユを舞台に、
男装の麗人オスカルとフランス王妃マリー・アントワネットらの人生を描く、史実を基にしたフィクション作品。



『ベルサイユのばら』は、宝塚歌劇団のミュージカル作品。原作は池田理代子の同名漫画『ベルサイユのばら』。
1974年の初演以来再演を繰り返し、2006年1月9日には通算上演回数1500回を突破、
2014年6月27日には通算観客動員数500万人を記録した、
宝塚歌劇団史上最大のヒット作である。










劇場前の通りは、ほかにも銅像が立っている。










撮影日・2012年3月15日

 



坂越村長・山崎善吾

場所・兵庫県赤穂市坂越(さこし)



坂越の町は重伝建に選定されてはないが、それに劣らない古くからの街並みが残っている。
江戸時代から明治まで、北前船の寄港地として栄えた港町。
町の前に生島が浮かび天然の良港となっている。







四季の行事やお祭りも、街並み保存と同じように伝統を継承していて、
特に秋の「坂越の船祭り」は国の重要文化財に指定されている。

坂越湾は、町の背後にある坂越浦城跡から望むと町と海が見渡せる。
その坂越浦城跡に元・坂越村長さんの銅像が立っている。





山崎善吾(1882〜1947)は坂越村の村長

坂越村は、昭和11年に村から町になった。
元・村長さんはそのころ、港湾・道路・工場誘致・駅の誘致などの功績があったようで、
その碑文は徳富蘇峰が記している。









撮影日・2010年3月22日


 
 



アーサー像

場所・兵庫県神戸市灘区六甲山町


この像は「アーサー像」と呼ばれ、
英国人「アーサー・ヘスケス・グルーム氏之像」が正式名の像。

アーサー・ヘスケス・グルーム氏は”六甲山を開いた開祖”とか、日本にゴルフを始めて持ち込んだ人と紹介される。
神戸市では、市の功労にちなんで毎年”グルーム祭り”を開催しているそうだ






(Wikipedia)

アーサー・ヘスケス・グルーム
1846〜1918
は、幕末から明治にかけて日本で活躍したイングランド出身の実業家。
六甲山の開発と景観保護に力を注いだ。








2016年12月3日  


 



みよし観音

場所・兵庫県神戸市灘区 (六甲山上)


東京オリンピックがあった年に、
神戸で小型飛行機の墜落事故があったそうだ。






「日東航空おやしお号墜落事故」で、乗員・乗客10名のうち2名が亡くなり、
そのうちの1名が美代子さんという名のスチュワーデスだった。

美代子さんは懸命に救助活動をしていたが、爆発により死亡した。
像の建立は交通遺児の会が発起して、有名人の森繁久彌・吉永小百合も賛同し、石原慎太郎は碑文を寄せている。


美代子さんがなまって「みよし」と呼ばれ、みよし観音になったとある。










撮影日・2016年12月3日  




 
 













作成・2021年10月9日 追記・2021年10月19日