2011年10月20日    木曜日      篠坂  有田  →  吉浜  →  カブト西町  →  神島古江 
笠岡市カブト西町   10:30頃   11:00頃    11:40頃    12:00頃    12:30頃 




大空を悠々と飛ぶ鷲。












カブト西町のやや茂平寄りの空。














たいそう立派言うか、高そうな

望遠鏡や望遠カメラや双眼鏡を手にした人多数。













中には一人で何台ものカメラや望遠鏡を据えた人もいる。










人が多ければ車も多い。


その車のプレートを見れば


「神戸」

「姫路」

「京都」

「大阪」

「香川」とか。






「倉敷」ナンバーも、「福山」ナンバーもなし。




一体なんじゃろう?



















夫婦または仲間同士


休んでいるかと思えば、望遠鏡を覗いたり


どちらかといえば、待ち時間が多いようだ。













あるおじさんグループに尋ねた。


       
  えいちゃん    「いったい遠路、笠岡まで来られて何がいるのですか?」
   おじさんたち    「チョウゲンボウです」
       「・・・?」
       「猛禽です」
       「はあ?」
       「この季節にやってくるのです」(嬉しそう)
       (指さして)「あの鷲のような鳥ですね」
         「アカアシのチョウゲンボウと言って、足が赤色です。

飛んでいる中にいますが、アカアシチョウゲンボウが目的です。」
         「この時期は毎年見に来られるのですか?」
         「アカアシチョウゲンボウは来る年と、来ない年があります。
今年はやって来たのです」(やはり嬉しそう)
         
       
       
       
       







だいたいこういう話で、

「チョウゲンボウ」も「アカアシチョウゲンボウ」も恥ずかしながら初めて聞く鳥の名だった。














車から簡易椅子を出して鳥を待つ人の車内を見れば、


なんか、普通の車内と違い




野鳥観察の七つ道具を備え、事あれば、いつでも(かつ何処にでも)観察に出発できるような感じを受けた。















観察している方はリタイア後の60代・70代の人。



絵画や書道だけが定年後のカルチャーでない、


まあ、いろんな趣味の方がいるのがよく理解できたような気になった。






(カブト西町に並ぶ他県ナンバーの野鳥観察者の車)










これは家に帰ってからネットで検索したアカアシチョウゲンボウの「ヤフーオンライン図鑑」。





珍しい渡り鳥で、

干拓地を好む。写真撮影は非常に難しい、となっている。












これはカブト西町の種まき風景。

何を植えているのかな??







つぎ・神島古江













2011年10月22日